2014年11月04日
公開研究会「COP12・地球規模生物多様性概況・愛知ターゲットとSDGs/ポスト2015開発アジェンダ~SDGsの在り方・生物多様性に関する各セクターの取組みを考える~」を11月28日に開催
公開研究会
「COP12・地球規模生物多様性概況・愛知ターゲットとSDGs/ポスト2015開発アジェンダ
~SDGsの在り方・生物多様性に関する各セクターの取組みを考える~」
I.背景・目標
極度の貧困と飢餓の撲滅等の目標を掲げたミレニアム開発目標(MDGs)は2015年で期限を迎える。それに伴い、2015年以降の目標(持続可能な開発目標〈SDGs〉/ポスト2015開発アジェンダ、以下SDGs)作りが国連の下に設置されたオープン作業部会(Open Working Group)で検討され、7月に最新の成果文書が公表された。その中に、生物多様性保全に資する目標/ターゲット(水の利用効率改善・森林保全・劣化した土地の回復等)が数多く提案されており、来年9月の国連総会でのSDGs策定に向け、今後、検討が加速する見込みである。
10月に韓国で開催された生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)では、生物多様性と持続可能な開発が主要議題となり、SDGsと生物多様性との関係が議論された。さらに、並行して開催されたハイレベルセグメントでは「生物多様性と持続可能な開発に関するカンウォン宣言」が採択された。
また、COP12会期中に「地球規模生物多様性概況第4版(GBO-4)」が発表され、この中で、2010年に採択された生物多様性に関する国際目標である「愛知ターゲット」の進捗状況の中間評価がなされ、SDGs策定に貢献する、とされている。
そこで、以下の目的のために本研究会を開催する。
○生物多様性保全に関する最新の国際動向(COP12・カンウォン宣言・地球規模生物多様性概況・愛知ターゲット・SDGs等)を共有する。
○COP12・地球規模生物多様性概況・愛知ターゲット進捗状況等を受け、SDGsにおける生物多様性に関する目標・指標の在り方を検討する。
○SDGs策定/活用・生物多様性保全に関する政府・研究者・NGO・企業・消費者等の取組みの可能性・課題を考察する。
II.日時
日程:2014年11月28日(金)
時間:18:30~21:00
III.会場
ベルサール九段 4階 Room 4
http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_kudan/access.html
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル
Tel:03-3261-5014
<交通アクセス>
「九段下駅」7番出口徒歩3分(東西線)
「九段下駅」5番出口徒歩3分(半蔵門線・新宿線)
「神保町駅」A2出口徒歩7分(半蔵門線・新宿線・三田線)
IV.対象
企業・消費者・市民・NGO・研究者・政策担当者・メディア等
V.主催等
主催:グリーンエコノミーフォーラム
協力:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
助成:環境再生保全機構地球環境基金
VI.プログラム(案)<以下、敬称略>
「開催趣旨説明」
1.報告
「生物多様性条約COP12・ハイレベルセグメント・SDGsと日本の取組み(仮題)」
奥田直久(環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室長)
「地球規模生物多様性概況と愛知ターゲット・SDGs(仮題)」
中静透(東北大学大学院生命科学研究科教授)
「生物多様性から自然資本経営へ、企業活動の在り方~最新の国際動向を受けて~(仮題)」
藤田香(日経BP社環境経営フォーラム生物多様性プロデューサー)
休憩
2.意見交換
○パネリスト:講演者
古沢広祐(國學院大學経済学部教授/JACSES代表理事)
○司会:足立治郎(JACSES事務局長)
○論点
・SDGsにおける生物多様性に関する目標・指標の在り方
・SDGs策定/活用・生物多様性保全に関する政府・研究者・NGO・企業・消費者等の取組みの可能性・在り方
VII.参加費
1,000円
VIII.お申し込み
「2014年11月28日研究会参加申込」と明記の上、次のJACSES(グリーンエコノミーフォーラム事務局)ウェブサイト・参加フォーム(http://www.jacses.org/form/form_event.html)から、もしくはFAX:03(3556)7328宛てに「お名前」「ご所属(勤務先・学校など)」「返信のためのご連絡先」を明記の上、お申込み下さい。
IX.お問い合わせ・お申込み
グリーンエコノミーフォーラム
担当:小林、木元
TEL:03-3556-7323 FAX:03-3556-7328
以上