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2012年03月10日

3月21日シンポジウム 気候変動国際枠組の最新動向と今後 -COP17合意とCOP18に向けた 日本の取組・国際交渉の最新動向-

I. 背景・目標

昨年末、南アフリカ・ダーバンで、気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)が開催された。各国の合意形成は困難を極めたが、会期を延長し、最終的には一連の決定が採択された。

将来枠組みについて、「強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会」を立ち上げ、議定 書、法的文書または法的効力を有する合意成果を2020年から発効・実施するプロセスが合意された。また、京都議定書第二約束期間の設定に向けた合意も採 択された。さらに、昨年採択されたカンクン合意の実施に関し、共有のビジョン・グリーン気候基金・MRV(測定・報告・検証)・適応・資金・技術メカニズ ム・市場メカニズム等、一連の合意がなされた。

こうした決定は、世界の気候変動への対処を前進させる意味を持つと言えよう。しかし、COP17には積み残された課題も多い。COP17では、COP18に向けた今後の予定が取り決められ、既に国際交渉や日本政府の取組みも始まっている。

そこで、政策担当者・研究者・事業者・NGO・市民・メディア等の多様な方々の参加を得て、以下の目的で本シンポジウムを開催する。

①COP17の成果・COP18に向けたプロセス・国際交渉及び日本政府の取組みの最新動向を参加者と共有し、各セクターの適切な対応・取組みを支援する。

②日本の貢献のあり方を検討する。

II.日時

2012年3月21日(水)18:00~21:30

III.場所

ベルサール九段 4階 Room 4
http://www.bellesalle.co.jp/bs_kudan/room/access.html
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル
Tel:03-3288-2441

<交通アクセス>
「九段下駅」7番出口徒歩3分(東西線)
「九段下駅」5番出口徒歩3分(半蔵門線・新宿線)
「神保町駅」A2出口徒歩7分(半蔵門線・新宿線・三田線)

IV.対象

市民・NGO・事業者・研究者・政策担当者・メディア等

V.主催等

主催:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
助成:三井物産環境基金、日立環境財団

VI. プログラム<以下、敬称略>

「開催趣旨説明」(18:00~18:05)

第1部.講演: (18:05~20:05)

「COP17合意(新たな法的枠組み・京都議定書第二約束期間・ カンクン合意の実施のための一連の合意等)及びCOP18に 向けた日本の取組み・国際交渉の全体像(仮題)」

加納雄大(外務省気候変動課長)

「MRV(測定・報告・検証)・適応に関するCOP17合意とCOP18 に向けた日本の取組み・国際交渉の最新動向(仮題)」

関谷毅史(環境省国際地球温暖化対策室長)

「技術メカニズム(気候技術センター等)に関するCOP17合意と COP18に向けた日本の取組み国際交渉の最新動向(仮題)」

小林出(経済産業省地球温暖化対策交渉官)

「グリーン気候基金に関するCOP17合意とCOP18に向けた日本の取組み・国際交渉の最新動向(仮題)」

今村英章(財務省国際局開発機関課開発企画官)

質疑応答

◇休憩◇

第2部.意見交換(20:15~21:30)

<パネリスト>
高村ゆかり(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
手塚宏之(JFEスチール株式会社技術企画部理事・ 地球環境グループリーダー)
講演者

≪論点案≫
・COP18までの国際枠組構築に向けたNGO・事業者・政府等 の課題・対応のあり方

VII. 参加費(軽食代込み)

一般1,500円、学生1,000円、JACSESサポーター500円、賛助会員無料

VIII. お申し込み

「12年3月21日気候変動シンポジウム参加申込」と明記の上、
次のJACSESウェブサイト・参加フォーム
http://www.jacses.org/form/form_event.html)から、
もしくはFAX:03(3556)7328宛てに「お名前」「ご所属 (勤務先・学校など)」
「返信のためのご連絡先」を明記の上、お申込み下さい。

IX. お問い合わせ・お申込み

「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
担当:梶川
TEL:03-3556-7323 FAX:03-3556-7328

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